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腕時計創世記

カルティエ 腕時計

カルティエ 腕時計


腕時計の製作は、20世紀初頭になって、一部のメーカーが腕時計生産を開始しましたが、まだまだ男性の携帯時計は、ポケットにしまう方式の懐中時計が主流でした。

今では懐中時計なんかほとんど見ないですよね。

けれども最初は、腕時計は、懐中時計に隠れて、まったく認められていなかったそうです。。


メンズ腕時計として初めて、成功を収めたのはフランスの宝飾品店カルティエ社が開発した角形ケースの「サントス」という時計で、1911年のことでした。

この腕時計はブラジルの大富豪で航空界の先駆者であったアルベルト・サントス・デュモンが発注したものでした。

サントス・デュモンは飛行船の操縦中、大きな動作を取らずに時間を確認出来るような時計の開発を、ルイ・カルティエに依頼して制作させたのです。

このサントスは、がさつな軍用腕時計と違って、その洗練された形態がパリの社交界で話題となって、市販されるに至ったのです。

なお、カルティエの「サントス」は、スポーツ・ウォッチの古典として、またカルティエの代表的な腕時計として、今でも市販されています。

さらに、第一次世界大戦は腕時計を大きく普及させるきっかけとなりました。

この戦争の後は、男性用の携帯用時計は、ほぼ完全に、懐中時計から腕時計に移行しました。